ANDREA APREA
パークハイアット・ミラノで活躍していた気鋭のシェフ、アンドレ・アプレアが2022年に自分の名前をつけたレストラン「ANDREA APREA」はルイジ・ロヴァーティ財団美術館の重厚な建物内にある。
店に入ると統一されたモダンな家具に、大きなガラス張りから清潔なキッチンが覗く。
ホスピタリティーの高さも出迎えから感じられた。
オシャレに飾られたグリッシーニ。
可愛らしく並べられた4品のフィンガーフードから始まる。
オイスターリーフが添えられ、口に入れるとパチパチと弾ける不思議な食感の一品
二種類のチーズボール
サフラン風味と、レモン風味がチーズの臭みを消し飽きずに食べれる
オリーブとオレンジのペーストが口の中で広がるクッキー
ブラックペッパーのスナックは塩分強めだが個人的に好み
水牛のモッツァレラチーズのカプレーゼ
ムースにしたモッツァレラチーズとトマトのペーストとバジルがものすごくふわっと、あっさりといただける絶品
グリルしたイカの中にはスパイシーなマッシュポテトが詰められている
イカ墨のソースがかけられた香ばしいプレート
水牛のリコッタチーズが入った円形パスタのトルテッロ。
ナポリ風のラグーソースが濃厚で相性抜群。
カタツムリのパスタは、焦がしたレモンが酸味と柑橘感がアルデンテの麺にぴったり。
からすみが濃厚なアクセントとして上品にしあがっていた。
パスタ生地の中にチーズが入ったプレートはビーツのアクセントが爽やか。
メインお肉料理は牛肉。
(ウサギ肉が食べられないので牛肉に変えていただいた。)
ホロホロと柔らかく口の中でとろけ、濃厚なデミグラスソースが絡み合っていた。
チェリーとチコリをほんのりと感じる旨みが凝縮されたソースだった。
本当は最後にデザートがあるのですが、私が風邪でダウンしてしまいデザートを飛ばし帰路についた為リポートできず申し訳ない…
コースは、コンテンポラリーコース(5皿、155ユーロ)、カンパーニャコース(6皿、175ユーロ)、アイコン料理コース(8皿、195ユーロ)の3種類から選べる。
雰囲気良し、ホスピタリティ良し、味良しのミラノで見つけた美しく美味しいお店。
ANDREA APREAは更に進化していくのだろうなと、また少し時間が経った頃に食べにいくのが楽しみだ。
Information
ANDREA APREA
Corso Venezia, 52, 20122 Milano MI, Italy
+39 02 3827 3030
URL:
https://www.andreaaprea.com/il-ristorante/