Amanyangyun
Amanyangyunはなんと約15年もの歳月をかけ、140ヘクタールの手付かずの広大に造られた神秘的な場所。
ダム建設により消滅してしまう森の木々たちと歴史ある村の建造物を移築再建したというストーリーがあり、大掛かりが故に愛を感じる。
レセプションに入ると赤い花がわっと鮮やかに目に入る。
それとは対照的に間接照明で照らされた落ち着いたお部屋でウェルカムドリンクをいただく。
敷地内には何百年と歴史を重ねてきた大きな「皇帝の木」があり、中国らしい美しい建築「楠書房」は清時代の学校を移築したものだとか。
レセプションからつづく廊下はモダンなデザイン。水面に映るのがとても神秘的。
もちろんデザインはアマンと言えば、のケリー・ヒル。
お部屋は暖かい印象。
木や竹、石などの自然な素材が使われ落ち着いたアジア風のデザイン。
とても非日常な気持ちになった。
ウェルカムボードや日本語でお手紙などもあり、心のこもったホスピタリティーに嬉しくなった。
バスルームの色使いが美しい。
メインダイニングARVAでのアフタヌーンティー。
明るく開放感のある空間。
AMANのロゴが入り、かわいくてテンションがあがった。
お庭には川が流れ、敷地の広大さを実感する。
そして鹿が3匹。
Amanyangyunで飼育されている子達がのびのびと葉を食べその光景に時間を忘れるほど夢中になってしまった。
印象的だったのはジムの広さ。
いままで色々な世界のホテルを訪れてきた中でもトップクラスの充実度だった。
外と中のプールも。
中のプールは冬でも楽しめる温水。
Amanyangyunのシンボル的存在ともいえる「楠書房」では中国の茶道のカルチャー体験ができる。
丁寧に美しい手使いで静かに淹れる中国茶はとてもとても深かった。
ディナーは中華料理を。
きのこの薬膳スープが美味しすぎた。
朝食はビュッフェ。
ライスヌードルや小籠包などの点心、中国ならではのメニューも多く朝から食欲が湧き気分も上がった。
神秘と歴史が交差するAmanyangyunで過ごす非日常はいとおかし。
Information
Amanyangyun
6161 Yuanjiang Road Minhang Qu Shanghai Shi, 201111 China
+86 21 8011 9999
URL:https://www.aman.com/ja-jp/resorts/amanyangyun