IL PAGLIACCIO。ローマを代表する名店で味わう極上コース

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食の都の最高峰レストラン

ローマで食通が通うと言われているミシュラン2つ星のレストラン、【IL PAGLIACCIO】
シェフのアンソニー・ジェノヴェーゼ氏は日本でもレストランの監修もしている。

ディナーは10プレート、または8プレートの2種類のコースのみ。
食べ始めてから終わるまでの時間は3時間。

シンプルな入り口からは想像できないモダンで落ち着く空間が店内には広がっていた。

永遠に続いてほしい極上の料理たち

緑のトマトの冷製スープは、ゴマがアクセントとなり、オリーブオイルの風味が豊かなさっぱりとした味わい。

フィンガーフードはガーデンをイメージした5品が並ぶ。
ポテトや生魚などが複雑かつ美しい印象を口の中で奏でる。

日本の茶碗蒸しをイメージした一品。
ペコリーノチーズを使った柔らかい茶碗蒸しに、オニオンスープとレモングラスのソースをかけて。

色とりどりのトマトのピザは、ピザの概念を覆すような軽い口当たり。
フローズンされたトマトのガスパチョはハーブが香る上品な一品。

サッとボイルしたエビと無花果を一緒に戴く。
無花果の甘さとエビのまったりした味が絶妙なバランス。
ラクサはアジアンテイストな海老のパリパリとしたスナックと一緒に。
パクチーが主張しない程度にスパイスになっていてとても美味しい。

香ばしくハーブの味が香るエスニックなパスタは、オイルで焦がしたセサミがふんだんに使用されており日本人好みの味。

ウサギ肉の餃子にはこってりとしたソースがとても合い臭みを感じずに戴けた。

白身魚にはソイソースとハニーマスタードを。
一口食べると分かるくらいの新鮮な白身魚が絶品。

ズッキーニとフライドライスは海苔がアクセントになり和風の仕上がり。

ポテトとローズマリーのフォカッチャも美味しかった。

デザートは3種類出てくる。

レモンでさっぱりと仕上げた、凝縮された濃厚な少しクセのあるチーズのケーキ。

中から流れるレモングラスとハーブのシロップが爽やかに口に広がるお口直しの一品に、薄いチョコレート。

カラフルなバルーン型のチョコレートを割ると、中からフルーツのソルベとシリアルが。
チョコは塩味が強く、アプリコットのソースとの組み合わせが最高。

最後にセレクトしたお茶と共に小さなデザート達。
ホッとする中国茶をチョイス。
酸っぱいデザートと合う。

大満足な3時間でした。

Information

Via dei Banchi Vecchi, 129/a, 00186 Roma RM

+39 06 6880 9595

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